「この物件の基礎は布基礎ですから、地盤は良いのでしょうね。ちなみに、地盤の許容応力度はいくつですか?」「地盤調査は行ないましたか?」「ここは地盤が強いはずだし、木造は建物が軽いから平気ですよ」この答えにはさすがにビックリしました。地盤が良いだろう、という憶測だけで地盤調査もせず基礎の種類を決めていたとは。しかも、建物が軽いから問題ないという論法も、わけがわかりません。昔は地盤調査を行なわずに、建物を建てていたことも事実です。それが原因で建物が傾くという欠陥が多々ありました。地盤沈下は徐々に進行し、じわじわと建物が傾いてくるために、新築当初はわからないのです。地盤沈下によって傾いた建物の修繕は容易ではなく、時間とお金がかなりかかります。その間、そこに住む人は大きな不安に悩まされてしまいます。そんな最悪の状況をなくすために現在では、地盤の強さに応じて基礎を決定することが事実上、義務づけられています。その後、業者さんは必死に「10年保証があるから安心してください」と言っていました。これもはっきりいって間違っています。保証があるから、雨漏りや家の傾きは起こらない、というわけではありません。地盤調査を行なわないかぎり、地盤の強さはわかりません。
地盤調査
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